ゆで卵の御雛さま
子供のころ、母が作ってくれたゆで卵の御雛さまを見たいという声があったので、昔を思い出しながら、母が作ってくれました。
昔は、このゆで卵の人形がいっぱいお皿にのっていました。卵アレルギーになってから卵を見るだけで逃げてた私ですが、少し御手伝いしましたよ。
あの頃は、九州から内地に出てきて、父も仕事がなかなか安定しなくて、冬のこの時期、雪が降りこむような家で生活していました。卵も貴重なものだったと思います。
「あんな、家はこれが御雛さまやで、よう覚えとき」
母と話しながら御手伝いして、ちらしずしと一緒に並べてくれた桃の節句。
思い出の栞を久々に読んでみましたが、貧しさは強さに変わりますね。
ハングリー精神などというと笑われる時代になってしまいましたね。
貧乏が売りの芸人さんがいたりしてね。その気持ちわからんでもないですな~。
最近御邪魔しているグループホームの七段飾りの御雛さま、綺麗でしたよ~。
まあ、桃の節句は、momoの節句ということで…。ゆで卵の御雛さまに感謝。
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