水彩色鉛筆
ダンスホールでハロウィンパーティーの夜、出会いがあった。
ミイラ男のエスコートで、京子母と私は大はしゃぎ、ホールの中も熱気でムンムン。
今の私大変な格好になっているような気がするドレスのリボンが・・・?トイレに駆け込んだ。
やっぱり、あわや背中からヒップまで丸見えになるところだった。運よくトイレは一人。無事御直しして、さあもうひと暴れ!
という時、白衣の天使ちゃんたちがワイワイとトイレになだれ込んできた。「こんばんわ!看護婦さんの仮装なんて考えたね~。」と思わず声をかけたというか、皆からからは同姓ナンパの達人とよく言われたのだ。
「仮装じゃなくて本物なの私達!」本物の看護婦さん達でした。どおりで板についてる。「やった!これで今夜は何があっても安心だー。」といってからパーティーの終わるまでの間にはしっかりと皆と友達になっていた。
彼女たちとはそれぞれに思い出がいっぱい出来ました。私の事を思うがゆえに厳しい言葉をくれた子、ただひたすらに見守ってくれた子、いい子ばかりでした。
残念な事にそれに私が答えることなく病気がひどくなり…。
画像の水彩色鉛筆は、彼女達からプレゼントしてもらったもの。まだ、准看護婦で、働きながら学校に通ってた彼女達にしたらとても高価な色鉛筆を皆でお金を出し合って買ってくれました。でも。、その頃は絵は描いていなかったのです。さすが看護婦さん私の身体がこうなることをわかっていたのかも…。
皆あらためて、ありがとう!えむさんはこの水彩色鉛筆でどんなに救われたか知れませんよ。今、看護師さんとして現役の子も違う道に行った子も幸多かれと祈ります。
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